summer sonic 07 サマーソニック07 今年はサマソニにしますた! 後編です

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 というわけで成り行き上、今年のサマソニ後半です。


 8月12日(日)二日目


 THE FRATELLIS

 この日こそ、これが見たいがために行ったと言ってもいいフラテリスです。個人的に、iPodのCMに使われてブレイクする前から知っていたこともあって、なんとか観たいバンドでした。うまい具合にステージ前の最前部に陣取っていたのですが、これがえらいことになってしまいました。昨日のOKGOの時は、まだ時間も早かったこともあり、最前部でなかったので気付かなかったのですが、ステージの最前部は主催者側が時々放水をするために、地面は水浸しになっているのです。おまけに球場の芝を保護するビニールシートが敷かれているので、なかなか水が乾かないわけで水たまりばかり。とにかく思い切り騒ぎまくった後は、全身汗と水でびしょ濡れでした。シャツはもちろん、ズボンの裾から靴の中まで全部ビチョビチョでやんす。おまけに死んでもいいくらい飛びまくっていたので、体力は限界。さらに後で気付いたことですが、この時会社用のケータイをどこかでなくしてしまっていて、後で本部に行って見つかったのですが、すでに冷たくなっていて水没していたためか全く動かず。なんで炎天下のマリンスタジアムにいて、ケータイが水没するのでしょうか!? もう意味がわからん。

 でもフラテリス最高です!欲を言えば、元々メンバーがあまり前面に露出をする人達でないため、MCが申し訳程度にしかなかったということでしょうか? もちろん写メを撮る暇もありませんでした。



 BRIGHT EYES (写真1 撮影したのは水没しなかった個人用の携帯です)

 くたくたになりながらも、メッセのソニックステージでブライト・アイズ。実はこれが一番の収穫だったかもしれない。なんとストリングス隊もいるビッグバンドでした。これが最高。コナー・オバーストの一人ユニットであるブライト・アイズですが、その世界観をライブで表現するにはここまでしないといけないんだなと納得。いやー素晴らしい。なかなか単独で来日することはありえないだろうと思う人なので、貴重な体験でしたわ。かつてのウォーターボーイズマイク・スコットを彷彿させる感じです。


 CYNDI LAUPER

 ほんとはこのシンディ・ローパーの顔だけ見て、マニックスに行くつもりだったのですが(新作もなかなかよかったし)、もう始まってみればマニックスなんてどうでもよくなった。ちなみに1曲目は「Hole In My Heart」でした。シンディ・ローパーの魅力は健在です!、もう50を越えているのにかわいいし、まだまだ普通に歌えるんですから! 子供の頃からのスターなのに、今でもオーラありありです! 「Money Changes Everything」を聴いた時はほんとに泣きそうになった。残念だったのは「She Bop」が昔のアレンジではなかったことでしょうか? 盛り上がる曲なのにね。「ALL Through The Night」もやらなかったね。この曲本人嫌いなのかな。グレイテストヒッツのDVDにも入っていないし。当たり前のことだが、驚いたのはちゃんと曲を知らない人がいっぱいいたこと。「おまいら、ちゃんと歌えや!」と何度思ったことか。知らないんだからしゃーないか。でも彼女のおかげで時代が変わっていないことがわかって、ほんとによかった。写メは撮ることも忘れてました。


 SEAN LENNON (写真2)

 終わってみれば、ちょっとマニックスも見たかったなーと思いつつ、今度はビーチステージでショーン・レノン。この人の場合、全く新作を出さなかったりとか、何してんだろうと思うが、そんなこと関係ないんでしょうな。もっと真剣に音楽活動をやれば十分できるだけの技術と才能は持っているんだろうけど、無理してはやらない。やりたいことだけやる。好きなことだけやるって感じなんでしょう。仮面ライダーウルトラマン好きなオタク話もおもろかったし。ただ音楽の趣味はわかりますが、もうちょっとポップな曲もやってほしい期待が多々しますねー。でもそうすればそうしたで、ヒットした日にゃまたお父さんと比較されるし嫌なんでしょう、彼には。ジュリアンと一緒になっちゃうし。ちなみにジョンとショーンは同じ誕生日で、私も同じ誕生日なので、やたら親近感があります。


 KASABIAN ~ DJ SHADOW & CUT CHEMIST (写真3,4)

 マリンスタジアムでKASABIANをちょっと見る。コーネリアスはなんとなく想像ができたのでやめる。もう後半の最後あたりだったこともあるのだろうが、カサビアンはなかなかかっこいい。彼らも、何で自分達がARCTIC MONKEYSの前にやらなあかんのか?と思っていたことでしょう。そんなことを感じさせるほどの迫力でした。そしてもちろんアークティック・モンキーズは見ずに(彼らをいいと言うのが、どうも私はわからんので)、ダンス・ステージでDJ SHADOW & CUT CHEMIST。去年はサマソニを見ていないので、DJSHADOWのパフォーマンスがどんな感じだったのかわからないが、今回はCUT CHEMISTと一緒ということで、これを見なきゃあかんでしょうということでスタンバイ。確かにおもろいですな。7インチのレコードだけしか使わないという「Brain Freeze」と全く同じ展開。ビデオの演出も凝っていて、完全に見せるDJプレイに徹していました。最後は二人がポータブルターンテーブルをギターのように抱えてスクラッチ。残念だったのは、ビデオの映像は基本繰り返しばかりなので、そればかり流すのならもうちょっと二人のDJプレイのカメラに切り替える時間を長くしてほしかったなというところでしょうか?

 
 2日目は意外と体力的に楽だった分、音楽に堪能したという感じだったでしょうか? しかし、相変わらずこのような夏フェスの場面でも、写メをいちいち規制するスタッフというのはいかがなものでしょうか? 私は結局何を言われても撮れる時は撮ってましたけど。デジカメを規制するならまだしも、写メの画像なんてほんとしれたもんですよ。顔すらちゃんとわからんし。動画をとるとか、録音するなら問題でしょうが、写メは結局このようなブログとか、友人同士の会話で使用されるだけで、逆に写メを流通させることの宣伝効果広告効果とかを、主催者やアーティスト側はいい加減そろそろ考えた方がいいんじゃないの? 画像的にそれ自体が売り物になるものなんてないですし。

 さて来年はどうなることでしょうか? 気分はもう来年と言ったところですが、すでに今年ももう半分以上が過ぎてしまっていることに気付く。月日のたつのは早いもんですな。