summer sonic 07 サマーソニック07 今年はサマソニにしますた!

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 サマーソニック07ですよ。もう一昨日、昨日とくたくたで、帰ってもあっという間に死んでしまっていた。しかも、私は仕事で金曜日にアメリカから帰ってきたばかり。もう時差ボケでいつでも寝れてしまう中、体力を使い果たしました。ようやくこうして振り返る余裕ができた感じです。

 毎年何かしらフェスに行かなくてはいけないように自分の中では決めているのだが(一体いつまでできるんでしょうね?)、今年はメンツを見てもどう考えても、サマソニしかありえなかった。フジロック
battlesとか見たいバンドは何個かあったが、それだけのためにチケット買う訳にはいかないしね。思えば、去年はフジ、一昨年はサマソニと毎年交互に行っている。

 しかしメンツは色々あるものの、実際タイムテーブル上で重なって見ることができないものが絶対出てくる。まあそれがこのフェスのうまいからくりではあるのだが。だから今後多分見れないだろうなと思うものを優先させてスケジュールを立てていくわけしかない。一人で全部見れないものを総括できるわけではないので、数々あるブログなども含めあくまでライブリポートだけなのであるが、今後見るフェスを見る人にとっては意外と参考になることもあるわけで、一応私の思ったことも記してみることにする。


 8月11日(土)一日目


 OKGO(写真1) ~ EDITORS

 この日は11:50のこれが見たいがために朝から行った。多彩なPVや踊りのパフォーマンスで一躍ブレイクしたシカゴ出身のバンドだが、演奏技術も十分あるバンドだ。ライブを生で見るのははじめてだった。時間も短いので、あっという間だった。炎天下のマリンスタジアム。終わってもうこの時点で、先が思いやられるくらい疲労していた。しかしアメリカでこんなに人気があるバンドが、こんな早い時間にさせられなければならないのね。その後のU2のパクリみたいなEDITORSを見てなおさらそう思った。しかもボーカルにはそれほど個性がないし。EDITORSを聴いている人達は、80年代のU2を知らないのかね? 20年以上たてば、彼らのようなバンドが普通にうけて評価されるのね。


 GYM CLASS HEROES ~ GANGA ZUMBA(写真2)

 幕張メッセのマウンテンステージでちょこっと、ジム・クラス・ヒローズを観る。彼らは過去の楽曲をアレンジしてヒップホップ風?にする人達なのね。アメリカでもさんざんジャーメイン・スチュアートの「We Don't Have To Take Our Clothes Off」のサビを借りた曲がMTVでかかりまくっていた。ジャーメイン・スチュアートですよ! 個人的に昔大好きだった曲で、それを知っていて使うセンスに驚きましたが。サマソニでもそんな感じ。ビーチ・ボーイズの「グッド・バイブレーション」までやっていたのには驚いた。(なんか周りの反応薄し!お前ら知らないのかよ!) とりあえずメッセの雰囲気だけを確認したかっただけなので、それからすぐにビーチステージへ。これまでサマソニには行ったが、ビーチステージに行ったことがなかったので、ほんとにビーチなのに驚いた。観たのは去年フジロックでもみたガンガ・ズンバ。相変わらず楽しいですな。これだけ客を楽しめさせる日本のバンド(厳密に言うと彼らは多国籍バンドだが)は、他にソウルフラワーか渋さ知らズくらいか。なんか雰囲気がオゾマトリに似てきた。何で彼らが売れないのか、不思議だねー。日本のデヴィッド・バーン宮沢和史は最も過小評価されているミュージシャンでしょう。


 GWEN STEFANI(写真3 スタッフに肩車されて客席で歌うグウェン姐さん)

 それから昼食とって休憩して、再びマリンへ。グウェン姐さんだ。生でライブを観るのははじめてだ。
この人もアメリカでの評価に比べ、日本でその凄さがもう一つ知られていない人だろう。衣裳は佐川急便のお兄さんみたいでしたが。いや、ほんとに凄かったですよ。個人的には今回のベストアクトでしょう。トリでもないのに、ダンスチームとバンドのフルメンバーを引き連れて、パフォーマンスを魅せる見せつける。あとで38歳という年齢を聞いて驚いたが、ダンスをするわ、客席まで降りて走り回るわ、その動きにびっくりした。ダンスチームには日本人もいて(このためにオーディションしたんでしょうか?)、いちいち通訳させたりとか、MCも煽ります。このカリスマ性はハンパじゃないです。幾分淀んだかに見えたスタジアムの雰囲気を一変させてしまいましたね。ツアーの予定はびっしりだと思うけど、何で単独公演やらないんだろう?


 チャットモンチー
 
 あえて次のAVRILは観ず(だって想像できる以上のものはないでしょう)、まあグウェン姐さんが彼女の前に演るというのもよくわからないのだがそれはおいといて、当然ながらELLEGARDENも観ない(すでに規制がかかっていたみたい)、そこでというのもなんだがチャットモンチー。おそらく単独ライブでわざわざ見に行くことなんてないと思っていたので、こういうフェスとかで観るのがいい機会
なのだ。意外と演奏がうまいことに驚きましたです。さらに客も男子ばっかりなのに驚いた、それも他のアーティストのファンとは一線ちがう、こんな奴いたっけ?と思うオタク系?のファンが多かったこと。
女の子に人気のバンドと思っていただけにちょっと意外でした。


 TRAVIS

 通常ならば間違いなくブラック・アイド・ピーズを観る私ですが、あえて今回は新作も出ていないし(ファーギーの新曲とはあるのでしょうが)、以前武道館で観たのと変わらんだろうと飛ばす。SUM41を観るつもりもないので、この日はあえて最近新作を出したトラヴィスを観ることにした。個人的には大正解でした。今回の新作が個人的には原点に戻ったような好きな作品だったこともあって期待はしてましたが、ほんとに相変わらずサービス精神がすごく、ほんとに客との一体感をすごく重要視するバンドだとあらためて認識。3年ぶりということらしく、そんなに経っていた?ということにも驚きましたが、まだまだあらたな発見があって楽しめますわ。写メを撮ることは忘れてしまってました。冒頭、ロッキーのテーマで登場したのは謎でしたね。


 一日目が終わった頃はもうほんとに限界状態で、これが明日も続くのか?と不安も覚えましたが、2日目は2日目で、なってみれば昨日のことなんか全く忘れてしまって、また別のおもしろさがありました。が、長くなったので別に項目を立てることにします。