2013/11/28 Detroit Lions vs. Green Bay Packers @ Ford Field (NFL football) ②

2年、3年ぶりのデトロイトである。おもしろいもので、直行便で入る時には、入管でさんざん何をするのか色々聞かれるのだが、国内便で着けば当然スルーである。デトロイトには観光をするものが何もないということだ。この前来た時は、まだ市が財政破綻していなかったのだが、今は変わっているのだろうか。空港を出た途端、雪が降りだした。というか吹雪だ。予想はしていたけど、むっちゃ寒い。
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ここでの愛車は、赤のカローラ。ここ最近はカローラしか乗ってないな。途中のマクドナルドでホットケーキを食べて移動。すでに雪が数センチ積もっている。フリーウェイを走っていると、地面に霜が蛇のようにクネクネうねっているのが、めっちゃ気持ち悪い。この現象って、何て言うんだろうね?
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クラウンプラザにチェックインしてフォード・フィールドに行く。モノレールのピープル・ムーバーも走っていて、デトロイト自体は特別何も変わってないようだ。途中で、おそらくサンクスギビングのだろうパレードに出会う。フォード・フィールドも2年ぶりか。隣のタイガースの本拠地コメリカ・パークが目立ちすぎて、意外とこじんまりと感じるスタジアムである。後悔したのは、スタジアム周りの駐車場の料金が安かったことだ。10ドル台のところもあった。クラウンプラザは駐車場代で30ドルも取られたから、安全なんだろうけど、損は損である。車があるなら、デトロイトダウンタウンのホテルに泊まる必要は何もない。ダウンタウンには娯楽がほとんどないから。逆に言えば、スタジアム周りがどんどん安い駐車場になってしまっているということなのである。
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デトロイト・ライオンズはこれまで6勝5敗。毎年、今年こそはと言われる有力チームとされながら、今年も楽には勝てず、プレイオフ圏内をさまよっている。救いは、負けた試合がすべて接戦だったので、モチベーションが下がっていないことと(でもブロンコスペイトリオッツなら絶対落とさないゲームを落としている)、NFC北地区の常勝チームであった今日の相手グリーンベイ・パッカーズが、今年は決して強くないことである。まさに今日の試合は、今年の結果を左右する重要な試合なのである。
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今回チケットはチケットマスターのチケットエクスチェンジで購入した。今年から外国人(USのクレジットカードを持っていない人間)でも買えるようになったようでうれしい。いわゆる公式のチケット交換サイトである。不要なチケットを自分の好きな値段で売り出し、ほしい人間がその値段で買うものだ。バカ高い値段で出せばいつまでも売れないし、オークションではないので投機にもならない。直接出品者と交渉するわけではないので、購入できたらすぐにチケットをダウンロードできる。今回、ホーム側のサイドラインの1階30列台という絶好の席を購入できた。200ドル以上したが、通常300ドルとか500ドル以上で売られているのもザラにあるので、タイミングによってかなり掘り出し物のチケットが手に入るのである。実際、今回の旅では他にも驚きのチケットを手に入れられたのだ。
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しかし、何でこういうサイトを日本でも作らないんだろう。結局ダフ屋やオークション詐欺をのさばらしているだけじゃないか。そもそも何ヶ月も先のチケットを買って、どこの席を取れるかどうかもわからないものを抽選で何口も応募して買っているのに、何の用事や都合もできずに普通に公演に行けるものと思っている興行主やアーティストの頭の中がわからない。それなのに未だに払い戻しもできないし、オークションに出品すること自体禁じているアーティストなんかもいる。バカじゃないのか、ほんとに何様のつもりなんだろう。ずいぶん話が逸れてしまったね。
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ライオンズとパッカーズの対戦ということで、スタッフォードとロジャースのQB対決が見られるかと思っていたのだが、ロジャースはすでに怪我で離脱。今日のパッカーズの先発QBは、マット・フリンである。自分がかつて所属していたチームに帰ってきて、先発としてボールを投げるのだからわからないものだ。彼がシーホークスやレイダースにいた日々は何だったのかとさえ思う。そのままパッカーズにいた方がよっぽど良かったんじゃないのか。一方、ライオンズには、今年RBジー・ブッシュが加入した。才能はあるが、とにかく怪我しがちなRBを獲得したことは吉なのか凶なのか、その真価を見たいと思った。そして常人と思えないメガトロン、WRカルビン・ジョンソンも見たいし、1巡目のルーキーで大活躍を見せているDEエゼキエル・アンサーも注目だ。
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ゲームは、ライオンズのターンオーバー連発から始まった。最初のドライブで、RBジー・ブッシュがファンブルしてターンオーバー。QBスタッフォードは、ボールを投げる手をはじかれてファンブルし、それがリカバーされてタッチダウンをとられてしまう。その後、さらにインターセプトも喫してしまう。今日もダメかというムードがいきなり流れるスタジアムであった。
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