デトロイト上陸!③

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 27日は車を返して、デトロイトダウンタウンに行った。フォード・フィールドでのデトロイト・ライオンズテネシー・タイタンズ戦を観るためである。

 デトロイトダウンタウンだが、ここまでさびれているのかという印象だった。ビッグ3の凋落をそのまま反映しているという言葉がぴったりだ。近代的なオフィスがあるかと思えば、一歩路地に入ると朽ち果てたスラム的印象の町並みである。

 サンクスギビングのホリディではあるにしても、ここまで人がいないかというほど人がいない。物を売っている店だってほとんどない。セブンイレブンなどコンビニはおろかグローサリーも見当たりやしません。観光するべきところはほとんどありません。カジノくらいしかないでしょう。ここに人が来ない理由がほんとによくわかりました。個人的に行ったのはモータウン博物館くらい。ここですらバスで少しかかるミッドタウンである。ここまで来てようやく普通に人がいるアメリカの街という感じだった。

 で、フォード・フィールドであるが、これがまた新しくてきれいでいい球場なのである。元はどこかの倉庫だったところらしいが、フォードが莫大なお金をかけて作ったドームスタジアムなので、デトロイトフットボールを観るということで、ある程度の寒さを心配し着込んで行ってのだが、全然寒くない、むしろ暑いくらいだった。

 実はライオンズが以前ホームにしていたポンティアック・シルヴァードームという球場が、昨日いたオーバーンヒルズのすぐ近くなのだが、ちょうど車で通りかかって、まだあることに気付いた。中はどうなっているかはわからないが、こちらもデカイ建物で、もったいない話だなと思った。

 で、そんなフォード・フィールドという絶好のスタジアムをホームにしながら、今季のライオンズは未だ勝星なし、0勝11敗という体たらくなのである。サンクスギビングのこの日、絶好調のタイタンズ相手に意地を見せてくれるのかと期待していたわけである。