デトロイト上陸!� (New York Knicks vs Detroit Pistons @ The Palace of Auburn Hills)

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 私が聖地パレス・オブ・オーバーンヒルズで観たゲームは、26日のニューヨーク・ニックス戦だった。かつて名勝負を繰り広げた2チームだが、明暗は明らかだった。

 ゲームとしては、ピストンズが終始リードし(20点以上の差がついていた時もあって)、危なげのない、観てる者にとってはつまらなくなるほどのものだった。結局8人が二桁得点し、スコアは110対96。連敗を止めるためのリズムをつける試合としては最適だったと思うが、けっこういい席だし高かったので、正直ニックス戦であったことを後悔した。

 何せニックスはプレイできる選手が8人である。それで勝つというのも難しい話だろう。私の関心は、ここ数試合、試合にも出ていない(ラインナップにすら入っていない)ステフォン・マーブリーが出てくるかということだったが、やはりゲームには出なかった。しかしちゃんと試合前の練習には参加していたのである!

 私の席からでも確認できたのあるが、このシューズからして、タトゥーからしてステフである。ちゃんとチームには帯同しているのだということに驚いた。それでもアクティブリストに入ることを拒否し、プレイもしない。その真意はほんとにわかりかねる。

 私が数年前にニューヨークで観た時のニックスは、ステフは元気で活躍していた時期だっただけで、残念である。結局このゲームをきっかけに、Q・リチャードソンがステフ批判を行い、スポーツニュースでもプレイしなくても1試合1000万円以上払っているなど報道され、チームも契約買い取りなど一週間以内には処遇を決めるのではないかと言っていたが、未だ結果は出ていない。個人的には憎めない好きな選手なので、何とかうまいこと生かせる手はないのかと思う。巨人時代の清原のごとく、エゴの強い選手が小さい時からのあこがれのチームに入ってしまうと、そこで野心はもうなくなってしまうのだろうか?

 そのニックスだが、何だかんだと一番印象に残ったのはアル・ハリントンだった。何でウォリアーズは彼を手放したんだろう。こんなに使える選手なのにね。まともなポイントガードがいなかった、そんなウォリアーズには、今やニックスから来たジャマール・クロフォードがいる。ザック・ランドルフもいなくなったニックス、時代は変わる。来年レブロンが入るのはもう確定なのでしょうか。

 デトロイトに加入したアイバーソンだが、見た感じはうまくチームに機能しているように見えた。この日の得点は18点。よく見られた強引なプレイも見られなかった。しかしその後、練習に欠席したとの報道があったように、まだまだこれからどうなるかはわからなそうだ。彼が加入してからの各プレイヤーの得点が下がっているのは事実なので、不満が噴出してくるやもしれない。

 アイバーソン以上に印象に残ったのはロドニー・スタッキーだった。途中からの24分出場で、13得点11アシスト。立派なものだ。アイバーソンに3番を渡さなかっただけある。

 先のトピックでは話題にしながら、ピストンズモノポリーの写真を載せられなかったので、今回載せることにしました。けっこういい感じです