Fresno St. Bulldogs @ Stanford Cardinal 2007.12.29 フレスノ州立大学ブルドッグス vs スタンフォード大学カーディナル

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 サンフランシスコ滞在3日目は、スタンフォード大学へ行ってみる。元々この日は、NBAもNHLも試合がなかった日でどうしようかと思って、カレッジのゲームを探していたら、たまたまスタンフォード大のバスケットの試合があることを発見し(相手チームはフレスノ州立大学、しかしこんな年の瀬にまだ試合があるのね)、そのままチケットを取った。アメリカの大学バスケットの試合なのに、ちゃんと日本からでもインターネットで外国人がチケットを買える。すごいぞ、スタンフォード大学。一部のNBAのチームなんかは外国人(アメリカ、カナダに住所がない者)にチケットを購入させてもくれないのに。そんなこんなで結局今回の滞在では、NHLのゲームは全然見れなかった。見たかったのにな、サンノゼ・シャークス。行ってみたかったのにな、hpパビリオン。まあそれは次の機会に。

 スタンフォード大学は、それこそ学生時代に一度遊びに行って、学食で食べた経験があって、その記憶は確実にあるのだけれども、あらためて今回行ってみると、どこの場所も全く行ったことのある感じがしなかった。何一つおぼえていない。昔ほど様変わりした感じはないと思うのだけど、10年以上前のことやからね。当時はどうやって行ったのかもおぼえていない。グレイハウンドバスのパスを買っていたからそれで行ったのかもしれないし、カルトレインを使って行ったのかな? 当時は全く日記なんてものをつけもしなかったからね。自分の記憶の中でとめておけばいいやって思ってたのに、その記憶がほとんどなくなっているのだからどうしようもない。あの時こんなブログのようなものがあればよかったのになと思う。

 今回はカルトレインを使って行ったのだけども、時間の読みが甘く、一番いい乗り換えの接続に間に合わず、結局メルブレインからバスに乗って、スタンフォード大学の学生町パロ・アルトまで行った。しかしこのバスが遅い遅い。一時間の余裕があったのだが、それでも間に合わず、着いた頃にはもうゲームははじまっていた。いや、しかしスタンフォード大学はとにかく広い。ハンパない広さだ。よくわからなくてバスは駅で降りたのだけれど、その前のスタンフォードショッピングセンターの停留所で降りておけばもう少し近かったはず。歩きに歩いて、着いたと思ったら、バスケットの試合があるメイプル・パビリオンまでがまた遠い。地図上ではほんとにすぐ近くにあるかのようになっているのだが、これまた遠い。大学の敷地も広いのだが、やはりもう冬休みに入っていて授業もないのか、学生というか歩いている人がこれっぽっちもいない。車がたまに通りすぎるだけ。ほんとにこんな日にバスケットの試合があるの?と思ったほどだ。

 それでもメイプル・パビリオンはけっこう入っていた。なぜか私が取った席は赤ちゃん連れの家族に占領されていたが(家族連れで大学の試合を見に来るのね!? 客席にはOBなのかと思うおじいちゃんおばあちゃんもけっこういたのに驚き!)、もう少し見やすい位置に空席があったので、そこに陣取る。大学の試合ならではマーチングバンドの演奏が心地よい。けっこうカッコイイね。

 今回は特別予備知識もなく、このゲームを見に行ったのだが、今年のスタンフォードはけっこう強い。とはいってもこの地区のカンファレンスPAC10には他にも強いチームがたくさんいすぎるのだが、それでも他のチームにも勝るとも劣らぬ強さを発揮していた。

 ゲームを見て他の選手と明らかに動きからプレイからレベルがちがうほどの印象を受けたのは11番のセンターだ(フォワードでもプレイしていた)。後で見ると名前はブルック・ロペスという白人で7フッターの選手だった。なんと今期のNBAドラフトでかなり上位指名が期待されているらしい。ティム・ダンカンとも比較される逸材のようだ。

 さらに後で見てわかったことだが、ブルック・ロペスと双子のロビン・ロペス(42番)という選手が同じチームにいて、彼も今期のドラフトでの指名が期待されている選手らしい。スタンフォードはこの双子のロペスのツインタワーで、勝利を重ねてきたらしい。そら、7フッターが二人、確かに脅威だわな。しかしこの日のゲームではロビンの方はわずかしか出ていなかったようで、ロビンのことはほとんど注目にも留めなかったのだが…。でも、一応写真には二人が同じコートに出ている写真が何とか撮れてましたね。実際その時は双子かどうかそんなに識別できるほど近い席でもなかったけど。まあでも二人がNBAに入っても、同じチームでプレイすることはまずないでしょうが。

 ゲームは終始スタンフォードのリードとペースで進み、危なげなくそのまま勝利。実は今回のサンフランシスコ滞在で私が見たいくつかのゲームの中で、ホームチームが勝ったゲームは皮肉にもこれだけだった。個人的には、フレスノ州立大の一人頑張っていたシューティングガードもいいかなとは思ったが。強いチームでもないし、将来的に注目されることはないでしょうね。

 帰る時に気付いたのだが、会場に掲げられているペナントを見てスタンフォード大学のバスケットは、女子の方がはるかに強いのだということがわかった。でもな、女子の試合までさすがにフォローする気はないな。

 結局この日はあまりに疲れて、スタンフォード大学構内を散策する気にもなれず。だって試合が終わったら、ほんとに人いなくなったからね。色々回っても、ブックストアとか閉まってるんだろうなという結果を想像したら、さらに疲れるなと思い、そのままサンフランシスコに帰った。