Denver Nuggets vs Golden State Warriors @ORACLE Arena 2007.12.28 デンバー・ナゲッツ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ@オラクルアリーナ

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 サンフランシスコ滞在2日目は、オークランドへ足をのばす。去年も見たゴールデン・ステイト・ウォリアーズ戦だ。この日の相手はデンバー・ナゲッツ。去年の『we believe』のキャッチフレーズで見られた奇跡のプレイオフ進出と、第8シードながらダラス・マーべリックスを破る奇跡の一回戦突破をうけて、チケットの値段は明らかに上がっていた。

 驚いたのは客の入りだ。その前の年に見たのが11月で、誰もプレイオフ進出すら信じてなかった時で空席も目立ったのだが、今年は一番上まで満席だ。『we believe』のプラカードを持っている人も多かった。つくづくあの当時の感覚を自分も共有できたら楽しかったのになと思う。

 その前の年に見たのは、デトロイト・ピストンズ戦だったが、相手がピストンズか?と思うほどのほぼ一度もリードを許すことなく勝利した完勝ともいえる勝利だったので(今思えばその後のウォリアーズ躍進のきっかけとなったゲームかもしれない)、今年もそんなゲームを期待したのだが、実際は全く違った。

 印象としてはとにかくシュートが不調だったことだ。終始ナゲッツにリードされている展開。ナゲッツに追いつくどころか、またシュートをはずし、なんとか3ポイントで返そうとするものの、それも無理に打ってはずしてしまうという感じ。オフェンスリバウンドもなかなかとれない。後半は同点にすらさせてもらえなかった。

 後でスタッツを見ると、ナゲッツフィールドゴールは50.6%、ウォリアーズは42.3%だった。リバウンドはナゲッツ51本、ウォリアーズ43本。数字以上にウォリアーズの無駄なシュートが目立ったゲームだった。気になるのはスティーヴン・ジャクソンの3ポイント、15本打って成功は5本である。どうなってるんだ。バロン・デイビスは29点13アシスト、皮肉にも一人d頑張っていたという印象だった。新加入の選手で言うと、アル・ハリントンはいい仕事をしてました。しかしつくづく当時でさえ才能を見せていたマイク・ダンリービー・ジュニアを放出したのは痛かったと思う。

 この日はアイバーソンが絶好調だった。どうやっても止められないという印象(ウォリアーズの選手が真剣に止めようとしてるかといえばしてないと思うが)。フィラデルフィアの全盛期時代のどうやっても
どんな体勢から打ってもフィールドゴールは決めているといった、憎らしすぎるアイバーソンだった。カーメロもいいところで確実にシュートを決めていた。スタッツでは、アイバーソン39点、カーメロ30点。これは負けるわ。マーカス・キャンビーは16リバウンドだった(ニックスは何で彼をあきらめたんだろう)。

 最終スコアは124対120。相変わらずのウォリアーズのゲームスコアだ。ちなみにこの2日後の対戦では、敵地ながら105対95でウォリアーズがほぼ終始リードを守る、28日と全く逆のゲームでリベンジを果たした。何で28日にこれをしてくれなかったのか? 

 この2チームけっこうゲームの進め方が似てるのよね? オフェンス主体でとにかく相手より点を多く取って勝つみたいな。まさかこの時点では、この2チームが最後までプレイオフを争うことになるとは思わなかった。結果的にウォリアーズは2年連続のプレイオフ出場はならなかったが。それにしてもナゲッツ、プレイオフであっさり負けすぎでしょう。

 今年もオラクルアリーナに行けるかどうか未定だが、今年もチケットは高いのかな? どっちにしても、ウォリアーズのチケットはインターネットで外国人が買えないので、何とかしてもらいたいなと。
日本にも数少ないですがファンはいます。