あえて言う! 私の「2006年のベストアルバム」はこれだ!(番外編)
これでようやく終わったわけですが・・・。自分でランキングをつけると、それはそれで何か満足できなかったり、これでいいのか?という不完全な気がしてくるものなわけで・・・。音楽雑誌の編集者の気持ちがよくわかりました。
1. 『 Pick A Bigger Weapon 』 THE COUP
2. 『 Food & Liquor フード&リカー 』 LUPE FIASCO ルーペ・フィアスコ
3. 『 Game Theory ゲーム・セオリー 』 THE ROOTS ザ・ルーツ
4. 『 Costello Music コステロ・ミュージック 』 THE FRATELLIS ザ・フラテリス
5. 『 Yo Yo Yo Yo Yo ヨーヨーヨーヨーヨー 』 SPANK ROCK スパンク・ロック
6. 『 Loose ルース 』 NELLY FURTADO ネリー・ファータド
7. 『 Back To Black 』 AMY WINEHOUSE
8. 『 Return To Cookie Mountain リターン・トゥ・クッキー・マウンテン 』
TV ON THE RADIO ティーヴィー・オン・ザ・レディオ
9. 『 Kingdom Come キングダム・カム 』 JAY-Z ジェイ・Z
10. 『 Ink Is My Drink インク・イズ・マイ・ドリンク 』 PANACEA パナシア
結局振り返ってみると、ジョン・レジェンドも、バスタも、ナールズ・バークレイも、メソッド・マンも、アウトキャストも、ビヨも、JETも、マンドゥ・ディアオも、キーンも、ストロークスも入らなかった。でも実際ランキングを作ったら、こうなってしまったのだから仕方がない。ジョン・レジェンドやJETは本当にいいアルバムだし今もよく聴くわけで、クオリティも前作より確実に上がっていると思うけど、でもインパクトははるかに前の方が強かったのが事実なんですよね。実際ランキングに入れようかなと考えたりもしたほどですが、あえてこれをベストアルバムのランキングに挙げる意味を問えば、ちょっとちがうかなと思ったわけです。
次点 『Public Warning パブリック・ウォーニング』 LADY SOVEREIGN レディ・ソヴァリン
(ユニバーサル UICD-9026)
そんな中であえて次点をあげるとすると、LADY SOVEREIGNか。アルバムもやっと日本盤が発売されたようで。でも遅くないか? UKのグライムというシーン自体にはそれほど興味はないけど、このSOVには魅力は十分に感じられる。『Love Me Or Hate Me』のリリックはつまらなさすぎだが、他の曲はかなり個性的だった。何しろジャケットを見た時はいいかなと思ったものの、曲を聴いたら古くさいだけで何じゃこりゃ?と思ったリリー・アレンに比べれば、音楽的なおもしろさは雲泥の差だ! セックス・ピストルズのカヴァー『プリティ・ヴェイカント』は確かに聴き物です。しかしこのSOVもJAY-Zに見い出された人物でもあるわけで、蟹江といい、ルーペといい、何やかんやと自分はかなりJAY-Zに振り回されているということなんでしょうか?
ということで来年もこのベストアルバムをやるのかと思うと今から疲れるが、またやるんでしょうな。しかし現在のダウンロードが主体になりつつある音楽的環境で、アルバムという形態がいつまで意味を持つのか、そちらの方が疑問ではある。いわゆるコンセプトアルバムが作られることは今後なくなってしまうのではないかとも思える。単なる寄せ集めでしかないようなアルバムを、それ自体単位として評価する対象になりうるのか? 音楽雑誌はどうしていくつもりなんやろね?
1. 『 Pick A Bigger Weapon 』 THE COUP
2. 『 Food & Liquor フード&リカー 』 LUPE FIASCO ルーペ・フィアスコ
3. 『 Game Theory ゲーム・セオリー 』 THE ROOTS ザ・ルーツ
4. 『 Costello Music コステロ・ミュージック 』 THE FRATELLIS ザ・フラテリス
5. 『 Yo Yo Yo Yo Yo ヨーヨーヨーヨーヨー 』 SPANK ROCK スパンク・ロック
6. 『 Loose ルース 』 NELLY FURTADO ネリー・ファータド
7. 『 Back To Black 』 AMY WINEHOUSE
8. 『 Return To Cookie Mountain リターン・トゥ・クッキー・マウンテン 』
TV ON THE RADIO ティーヴィー・オン・ザ・レディオ
9. 『 Kingdom Come キングダム・カム 』 JAY-Z ジェイ・Z
10. 『 Ink Is My Drink インク・イズ・マイ・ドリンク 』 PANACEA パナシア
結局振り返ってみると、ジョン・レジェンドも、バスタも、ナールズ・バークレイも、メソッド・マンも、アウトキャストも、ビヨも、JETも、マンドゥ・ディアオも、キーンも、ストロークスも入らなかった。でも実際ランキングを作ったら、こうなってしまったのだから仕方がない。ジョン・レジェンドやJETは本当にいいアルバムだし今もよく聴くわけで、クオリティも前作より確実に上がっていると思うけど、でもインパクトははるかに前の方が強かったのが事実なんですよね。実際ランキングに入れようかなと考えたりもしたほどですが、あえてこれをベストアルバムのランキングに挙げる意味を問えば、ちょっとちがうかなと思ったわけです。
次点 『Public Warning パブリック・ウォーニング』 LADY SOVEREIGN レディ・ソヴァリン
(ユニバーサル UICD-9026)
そんな中であえて次点をあげるとすると、LADY SOVEREIGNか。アルバムもやっと日本盤が発売されたようで。でも遅くないか? UKのグライムというシーン自体にはそれほど興味はないけど、このSOVには魅力は十分に感じられる。『Love Me Or Hate Me』のリリックはつまらなさすぎだが、他の曲はかなり個性的だった。何しろジャケットを見た時はいいかなと思ったものの、曲を聴いたら古くさいだけで何じゃこりゃ?と思ったリリー・アレンに比べれば、音楽的なおもしろさは雲泥の差だ! セックス・ピストルズのカヴァー『プリティ・ヴェイカント』は確かに聴き物です。しかしこのSOVもJAY-Zに見い出された人物でもあるわけで、蟹江といい、ルーペといい、何やかんやと自分はかなりJAY-Zに振り回されているということなんでしょうか?
ということで来年もこのベストアルバムをやるのかと思うと今から疲れるが、またやるんでしょうな。しかし現在のダウンロードが主体になりつつある音楽的環境で、アルバムという形態がいつまで意味を持つのか、そちらの方が疑問ではある。いわゆるコンセプトアルバムが作られることは今後なくなってしまうのではないかとも思える。単なる寄せ集めでしかないようなアルバムを、それ自体単位として評価する対象になりうるのか? 音楽雑誌はどうしていくつもりなんやろね?