木村カエラの「snowdome」の歌詞って???

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 最近よく流れているやつ。ブログとか検索したけど、ほんまに誰も疑問に思ってないみたいやね。でもよー、

  広がる この景色を見て言う
  きれいだねと

 何なの!? このそのままな感じは! これが歌詞でいいんかよ!って思ったけど。みんなそう思わないの? 想像するに、圧倒的な雪景色(なのだろうね、多分)を見ると、言葉が出てこないっていうことを表現しているのか?とも思ったが、全然違ってた。

  どこいくの? 私の天使
  さみしいよ あなたの秘密

  写真の中のpeace 今はからっぽのsleep
  また出会いたいな どこかで出会えるかな

  離れないで 私の天使
  教えてよ あなたの秘密

  ひとりぼっちでcry 思い出してよsmile
  まだそばにいて 見守ってくれるかな?

  広がる この景色を見て言う
  きれいだねと
  私はあなたのその横顔を忘れない
 
 うーん、雪景色の話ですらなかったみたいね。途中までしか書いてないけど、嫌になった。何だよ、これ。一つ一つ取るとダサダサな言葉の連続。それをわざと意味をつなげないようにして、はっきりわからせないようにしているだけ。何かこんな風にすれば歌詞として成立しちゃうんだから!どうよ!と言われてるような感じさえする。こんな内容でもファンにとっては、かわいいってなっちゃうんやろね。

 最近の、特に歌詞だけ書く(ことになっている)歌姫(と言われている)の人達の歌詞も、ちゃんと見てみるといい。ほんとひどいことになっている。それはイコールで、サウンドプロダクションが進化しているということだ。曲自体はほんとにカッコイイ。でもよくよく歌詞を見てみると、なんじゃこれは!と思う。作詞の技術はテクロノジーとは関係ないからね。むしろ、歌姫たちのどうでもいい歌詞ばかりが出ることで、職業作詞家というのがほんとに消えてしまったようだ。

 この歌詞は木村カエラ本人になっている。「LEVEL42」の歌詞とかは、もっとまともだったけどなー。あの時代は売れるためにスタッフが必死になっていたってことか? 売れてしまって、カエラの歌詞が野放しになってしまうと、とんでもないことになっちゃったのか。その逆かもしれんけどね。もうちゃんとカエラ書かなくていいから、このメモ適当につなげとくからさ、みたいな感じなのか。

 まあそもそもこんなに注目することになったのも、曲自体にはインパクトがあったからで。作曲はBEAT CRUSADERS。確かに想像できん。この人達は幅があるわ。バンドでできないような曲も色んなところで生かせられてるってことか。