2006年11月11日(土)NBA DETROIT PISTONS@GOLDENSTATE WARRIORS

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 ※以前、別の所にアップしたものをもう一回出しています※

 オークランドは初めてだったが、気に入った。場所はオラクル・アリーナ。以前はオークランド・アリーナと言っていた場所だ。けっこう新しめのいい雰囲気の所だ。隣にマカフィー・コロシアムがある(ここも以前はネットワーク・アソシエーツ・コロシアムという名称だった)。オークランド・レイダースのホーム。ちなみにここは明日行くことになっている。今日はこのオラクル・アリーナでゴールデンステート・ウォリアーズ対デトロイト・ピストンズの試合を見た。

 今回の旅行で、NFL、NHL、NBAと見ることにしているのだが、実はこの試合だけがインターネットで購入できなかった。理由はよくわからないが、なんかチームや会場によって違うのかもしれない。去年もニューヨーク・ジャイアンツNFL)のゲームだけがインターネットで買えなかったおぼえがある。ニックス(NBA)やレンジャーズ(NHL)は普通に買えるのにである。よって、このゲームのチケットはエージェントを通して購入した。それでも手数料を入れても100ドルいかなかったはず。

 この席はいい席でした。コートサイドの一番上の方。むしろ下の方よりも、ここの方がゲームは見やすいよねと思うほど。さすが人気がないウォリアーズ。とは言っても何気に会場はほぼ満席でしたが。(写真参照のこと)

 試合もいい試合でした。ひょっとしたら今年のウォリアーズはいけるかもと思わせるほどだった。もちろん私はピストンズ目当てで見に行っていたのですけど、完全にウォリアーズファンになっていたよ。

 なんせ終始ウォリアーズのペース。ピストンズは一度もリードをすることができなかったのである! これがかつての王者チームなのか?と思うほど全く歯が立たなかったといってもいい。まさにホームのファンにとっては、これ以上ない理想的な展開だった。最終スコアは111対79、実に32点差の圧勝である。

 それもそのはず、なんとウォリアーズは3ポイントの成功率が57%! 撃つ3ポイント、みんな入るよ!みたいな印象を、見ていて思ったほどである。しかも、見ているとほとんどの人間が3ポイントを撃っていたような印象だった。記録を見てみると、リチャードソン、ピートラス、バーンズが2本ずつ、バロン・デイビス、トロイ・マーフィー、ダンリービー、エリス、ロバートソン、ワグナーが1本ずつの合計12本。3ポイントの数はこれだけだが、フィールドゴールもとにかくアウトサイドからのものが多かった。ピストンズの3ポイント成功数が4本ということを見ると、その違いがよくわかると思う。
 http://www.nba.com/games/20061111/DETGSW/boxscore.html

 これほどピストンズが完膚なきまでやられた試合はそうそう見れないはず。今年はベン・ウォレスはいないにしてもメンバーはそれほど変わってはいない。この日はリップ・ハミルトンは出場しなかったが、とにかくビラップスの手に負えないというような表情が印象的だった。そんな中、唯一冷静だった(ように見えた)のがラシード・ウォレス。この人は常にマイペースなのが笑えた。ちなみにピストンズはリンジー・ハンターの14点が最高だった。

 しかしウォリアーズである。このような長距離砲を撃ちまくる手法が成功すれば、かなりいい所まで行くんじゃないの?と、期待を強くした。問題はいかんせんウォリアーズが強豪ひしめくウエスタン・カンファレンスのパシフィック・ディビジョンにいることだろう。バロン・デイビス(この日20点)は、とかく見落としがちだが、まだまだすごい選手である。個人的にはリバウンド(6)にスティール(3)、アシスト(8)と大活躍だったマイク・ダンリービーに興味をひかれた。


 ※ちなみにウォリアーズは1月15日現在、18勝20敗と5割を切ってしまった。プレーオフ争いには何とかとどまっているという状況ではある。しかし去年の成績(34勝48敗)を考えれば、上出来ではないだろうか? やはりドン・ネルソンという人は、ただ者じゃないってことだろう。しかしイースタン・カンファレンスだったら、この成績のままでもプレイオフに行けるだろうに、惜しいねー。