プリンスを好きな男に悪い奴はいない

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 DVD「サイン・オブ・ザ・タイムズ」の日本版を見た。

 これに関しては元々南米版が出ていて、これも自分は持っていたんだけど、やはりこの日本版は買った方がいいですわ。何せ画像が全然違うことに驚き。昔見ていたものの記憶と比べても、こんなにいい画像があったことに感動をおぼえました。南米版も持っていても買いです。

 しかし、懐かしいですな。この時代のプリンスはまさに神がかりでかっこいいです。

 皆さんはプリンスに関してどんな印象を持っているでしょう? というか持っていましたか?

 私も最初見た時はなんやこいつ、気持ち悪いみたいな感じで思っていました。でもやがて音楽を聴いているうちにちがうと思って来るようになるんですね、これが。

 背も小さくて、決してハンサムな顔立ちではない、だけど自分を精一杯派手なコスチュームで飾って、女もはべらせて、ストイックなまでに自らのダンスミュージックを追求する。コンプレックスをバネにして生きているそんな姿勢がいつの間にかかっこいいと思うようになり、もちろん彼のビートにやみつきになってしまうんです。そして映画を作っては失敗し、読めない名前に変えてしまってあきれられる。そんな所もすべて憎めない愛らしさになってくるんです。

 女性が彼についてかっこいいと思うのかどうかは微妙ですけど、男でプリンスを信奉している奴というのは、間違いなく彼のそんなコンプレックス的なものも理解して、なおかつ彼のすばらしさをわかっている奴だと思います。

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