また何だかなぁ?の吉野家牛丼祭りがはじまりますな!(「吉」の字は下の棒が長い字ね)

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 また行列だなんだとニュースが流されたりするんでしょうか? なんせ家の近くに吉野家があるもので。

 一番重要で忘れてはいけないことは、吉野家アメリカ産牛肉輸入再開のためのいい宣伝にされてしまっていることです。そして吉野家ディー・アンド・シーという企業も、その役目を会社として引き受けているんだということです。

 だって別にアメリカ産牛肉じゃなくとも、牛丼を作ろうと思えばできるわけで。すき家松屋はオーストラリア産で十分な牛丼をそれほどのコスト高をさせずとも作れています。吉野家もそうしようと思えばできたはずなのにしなかったわけです。

 しかしアメリカ産牛肉輸入再開の気分を盛り上げるための一番の手段が吉野家の牛丼とは、ある意味悲しいことで。そんなものしかアメリカ産牛肉の良さを訴えるものがないのでしょうか? 結局マクドナルドのハンバーガーの牛肉がオーストラリア産になってしまったのがネックだったのでしょうか?

 別にオーストラリア産の牛肉が完全に安全だというつもりはないけど、アメリカが特別な処置をこれといって何もせずに、輸入再開を迫らせているだけだったという事実はぬぐえないよね? もちろんテレビのニュースではそんなことまでふれられない。行列で並んでいる人間が悪いわけじゃないし。でも吉野家の牛丼が、アメリカ産牛肉でなければならない戦略の理由はちゃんと説明した方がいいと思うけどなー。吉野家を選ぶかどうかの基準すらも今では示されない状況になってしまっている。

 結局吉野家のホームページの解説を見ても、牛丼に使う部位の肉は危険部位からかなり離れた部分の肉なんだという印象しか残らないんやけど。

 http://www.yoshinoya-dc.com/