2020/01/03 Washington Wizards vs. Portland Trail Blazers @ Capital One Arena (NBA Basketball) ②

2020年の正月明けの休みに訪れたワシントンDC。この日はキャピタル・ワン・アリーナでNBAバスケットボール、ワシントン・ウィザーズポートランド・トレイルブレイザーズの試合が行われる。ケガをして以来、治療に専念していた八村塁は、この日久しぶりにホームコートに姿を見せた。それだけでも日本人としては興奮するものであったが、彼が試合に出ていればという残念さは否定できない。

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そんなこんなで試合が始まった。この日2Way契約選手だがウィザーズのスターターとして起用されたフォワードのジョナサン・ウィリアムズのシュートで先制(彼はゴンザガ大学で八村のチームメイトだったようだ)、その後、ブレイザーズのガード、CJ・マッカラム、ウィザーズのガード、アイザイア・トーマス、ブレイザーズのセンター、ハッサン・ホワイトサイドがそれぞれ得点を決め、4-4となった試合開始1分半に大事件が起きた。

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ウィザーズのガード、アイザイア・トーマスが3ポイントラインの外側で、ブレイザーズのガード、デイミアン・リラードとフォワード、カーメロ・アンソニーに捕まり、外へ押し出されるような形になった時に、審判を押しのけたとされて、テクニカルファウルを取られ、そのまま一発退場になってしまったのだ。自分の席から見えるところではアイザイア・トーマスの背中しか見れず、死角になっていて、その場では何が起こったのか、全くわからなかった。場内は騒然となり、トーマスは抗議するが、結局ビデオレビューが行われた後でも、退場のコールは覆らず。

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ただでさえ人数が少ないのに、さらに人が減ってしまって、ロスターが11人になってしまうという愚行。スターターとしてアピールできるチャンスだったのに、わずか1分半で全てをフイにする男。結局、ウィザーズでの彼はそんな感じで、オールスター前には放出されてしまった。しかし、この直後、彼の代わりに入ったポイントガードのイシュ・スミスがなかなかの活躍を見せて、その後の数試合も盛り上げることになるのだから、世の中何が起こるか本当にわからないもんだ。


ポートランドは、ホワイトサイドカーメロ・アンソニーのリバウンドとディフェンス面の貢献が大きい。ワシントンは、相手エースのリラードとマッカラムの3ポイントシュートにやられないようにするためにはそこに力を割けない、仕方のない面があるのだが、対抗できる術がない。そんな中、トーマスの代わりに入ったイシュ・スミスの素晴らしい動きが光り、キックアウトにアシストと3ポイントで、11-11の同点に追いつく。この前のマイアミ・ヒートとの試合での活躍もそうだが、ウィザーズはトーマスではなく、イシュ・スミスこそきちんと重用すべきだった。

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しかし、ブレイザーズは、ホワイトサイドとCJマッカラムが得点を決めて、15-11と引き離す。ウィザーズはたまらずタイムアウトを取るが、その後もカーメロ・アンソニーの独特のフェイドアウェイシュート、切り込んでのレイアップが決まり、19-11と突き放す。ウィザーズはアウトサイドから活路を見出そうとするが、なかなか決まらない。結局、ここでも3ポイントにレイアップと巻き返しの起点になったのは、イシュ・スミスだった。フォワードのジョーダン・マクレーの得点と合わせて19-18まで追い上げる。しかし、ブレイザーズは焦らない。リラードの得点に、またもカーメロ・アンソニーだ。ダンクは阻まれたものの、レイアップを悠々と決めて23-18に。

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ここでタイムアウトが取られ、双方それぞれセカンドユニットが登場、得点を取り合う展開となり27-22に。第1クォーター残り1分半、ここでも光ったのは、イシュ・スミスだった。ディフェンスリバウンドを取った後、そのままドライブしてレイアップ。次のプレイでもディフェンスリバウンドを取り、トップの位置で2way契約選手のギャリソン・マシューズに渡し、そのまま3ポイントを撃たせて27-27の同点に。

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ブレイザーズは、CJマッカラムがずっと出ずっぱりではあるが、シュートが決まらないし、スリーポイントも撃てていない。ウィザーズは、ジョーダン・マクレーがファウルをもらいフリースローを2本とも決めて、ついに27-29と逆転。残り30秒を切って、最後のプレイ。イシュ・スミスは、キックアウトでジョーダン・マクレーに3ポイントを撃たせるが決まらず、だがゴール下にいたラトビアのビッグマン、アンジェス・パセチニクスがリバウンドをプットバックを決めて27-31。まさかのウィザーズリードで第1クォーターが終了。ホワイトサイドがコートにいるのといないのとでは、ウィザーズの動きはこうも違うのかという印象。


第2クォーターもほぼ引き続きのセカンドユニットで始まる。注目すべきは、開始1分20秒で、CJマッカラムがこの日初めての3ポイントを決めたことだろう、32-33の1点差となった。しかし、そのすぐ後で、ギャリソン・マシューズの3ポイントシュートに対して、ファウルをしてしまい、4点を与えてしまう結果に、32-37。やっぱり本調子ではないようだ。その後、かつてはオーランド・マジックの中心選手だったマリオ・ヘゾニヤが、ファウルをもらいながらレイアップを沈め、3点プレイで35-37、さらにその後にはスピンムーブからのショットで37-37で、ブレイザーズは同点とする。


それぞれが得点を入れ、残り8分となり、ブレイザーズは、デイミアン・リラードが戻り、いきなり切り込んで41-39と逆転。この後ファウルを取られ、フリースローで同点に追いつかれるが、ブレイザーズはケント・ベイズモアがスリーを決めて44-41と再びリード。ウィザーズはタイムアウトを取るが、明けて双方のディフェンスの攻防が続く。ウィザーズはセンター、イアン・マイーミのレイアップとジョーダン・マクレーのジャンプショット、ブレイザーズフリースローをもらった得点のみで、47-45となって、残り5分半。


ここでウィザーズのギャリソン・マシューズが、また3ポイントを決めて47-48と逆転。3ポイント3本中3本成功と完全にこの日のラッキーボーイとなった。しかし、ブレイザーズはデイミアン・リラードがお返しの3ポイント成功で50-48と再逆転し譲らない。お互いフリースローの得点を加えて52-50となり、残り4分半を切ったところで、またしてもギャリソン・マシューズが4本目の3ポイントを決め52-53と再逆転。ブレイザーズは、カーメロ・アンソニーフリースロー1本を決めて53-53の同点。残り3分半、再びギャリソン・マシューズがスリーを放つが、ここはブロックされて失敗、タイムアウト

 

タイムアウトになると、毎度のことだが自分の席はウィザーズのベンチのすぐ近くなので、選手たちが集まってくる。これだけでももうけもんではある。とは言っても声までは聞こえないのだが。八村やビール、トーマス・ブライアントなど、怪我で出られないメンバーもちゃんと集まって参加している感じがほほえましい。

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タイムアウト明け。ウィザーズのヘッドコーチのスコット・ブルックスが、テクニカルファウルを取られ、フリースロー献上。その後、すぐにリラードがジャンプショットを決め、次のプレイではレイアップは外すが、ホワイトサイドがこぼれ玉を拾って得点を重ね、さらにファウルでフリースローももらう。やはりホワイトサイドがいる時は、ウィザーズは沈黙するばかり。59-53と、すぐに6点差に広がってしまう、バスケットはこわい。

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ウィザーズは、またもジョーダン・マクレーの3ポイントがブロックされるが、イシュ・スミスのパスをコーナーで受けたゲーリー・ペイトン2世が、3ポイントをフェイクした後、すぐにドライブで切り込んでダンクシュートを決め、59-55に。しかし、ブレイザーズは中へ走り込んだリラードにカーメロ・アンソニーがパスを入れ、リラードがダンクをお返しし、すぐに61-55と引き離す。

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双方がフリースローを1本ずつ決めて62-56となり、残り40秒を切ったところで、カーメロ・アンソニーがボールも持つと、じわじわとペイントエリアに侵入、シュートを決めて64-56に。ウィザーズは、イシュ・スミスがすぐに切り込んでレイアップで返し64-58。すると、またもカーメロ・アンソニーがミドルのジャンプショットを決めて66-58と突き放す。イシュ・スミスは、最後に3ポイントを放つも外れて、前半終了。人数が少ない中、健闘を続けるウィザーズに、5連敗中と調子が悪い中、ブレイザーズはしっかり応戦しているという印象だった。

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後半開始、リラードは最初から3ポイントを撃ってくるが決まらず。やはり調子は決して良くない。かといってウィザーズに付け入る隙があるかといえばないのだ。CJマッカラムにフリースローを与えて68-58と10点差。イシュ・スミスは1人頑張るが、ショットは決まらない。しかし、CJマッカラムもスリーを外す。そんな中、ウィザーズはトロイ・ブラウンJr.とジョナサン・ウィリアムズが積極的にフローターを連続で決め、さらにイシュ・スミスの外したシュートのリバウンドをジョナサン・ウィリアムズが拾って、68-64と追い上げるが、すぐさまポートランドはCJマッカラムがジャンプショットで返し、70-64に。

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以降、お互いディフェンスが踏ん張り、隙を作らない時間帯が続く。双方3ポイントシュートが決まらない中で、残り7分45秒、ついにCJマッカラムのスリーが決まり、73-64となってタイムアウト。しかし、その後もウィザーズはオープンでも3ポイントを決められない。逆にブレイザーズは、ホワイトサイドがリバウンドからのプットバックを決めて75-64と11点差に、さらに中に切り込んだリラードから渡されたボールをシュートをして、77-64と13点差にまで広げる。しかし、ここでのホワイトサイドのふるまいがテクニカルファウルを取られ、ウィザーズはフリースローを1本もらって77-65としたが、全くかなわない。イシュ・スミスは、何とか活路を見出そうとするが、連係がかみ合わない。その後、リラードにフリースローを与えてしまって、79-65と14点差になってしまう。

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残り5分半、ここで飛び出したのが、またもギャリソン・マシューズの3ポイントで、79-68と追い上げる。すると、ここからまた得点の入らないディフェンスの攻防が続く。ホワイトサイドを中心としたブレイザーズの守りは強固だが、ウィザーズも負けてはいない。スティールにブロックとハッスルプレイが続く。


残り3分半、そんな流れを変えたのはリラードだった。ドライブからのレイアップで81-68に。さらにファウルをもらいフリースロー2本を追加、83-68の15点差に。ウィザーズは、ジョーダン・マクレーフリースローをもらって83-70と2点返すのが精一杯。すると、今度はCJマッカラムがジャンプショットを決めて85-70と突き放す。さらにマリオ・ヘゾニヤもフリースローを1本入れて86-70に。

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残り2分を切って、ウィザーズはまたもこの男、ジョーダン・マクレーがドライブでペイントに入りレイアップを撃つが、外したリバウンドをそのまま取って放り込み2点を返し、86-72。しかし、ブレイザーズはCJマッカラムがすかさずフローターで返し、88-72。双方フリースローを1本ずつ追加し、89-73となった後、残り40秒、ジョーダン・マクレーがペイントエリアでジャンプショットを決め、89-75に、さらに残り8秒でトップから3ポイントを沈め、89-78と11点差まで追い上げた。しかし、ブレイザーズの2年目のガード、アンファニー・サイモンズにドライブで切り込まれて91-78の13点差となる。サイモンズは、ポートランドの期待のガードというが、この日の見せ場はこれくらいだったね。マクレーは、最後に3ポイントを放つが外れて、第3クォーター終了。


第4クォーター、ジョーダン・マクレーは好調をそのまま維持し、すぐにトップからの3ポイントを沈めて91-81の10点差まで戻す。他の人間はなかなかシュートが決まらないが、ギャリソン・マシューズが難しいフローターを決めて91-83と8点差に。しかし、ブレイザーズはすぐさまヘゾニヤがダンクショットを押し込んで93-83と押し戻す。すると、負けじとマクレーもダンクショットを叩きこんで93-85に。


やはり最終クォーターで輝くのがエースなのか。ブレイザーズのCJマッカラムは、トップでボールを持つと、ドライブしながらフローターを撃つ、そのショットは外れるが、飛び込んだウィザーズのディフェンスはリバウンドを取れず、そのままボールはスッとCJの手に戻って来た、それを入れ込んで、再び95-85の10点差。ウィザーズはラトビア人のセンター、アンジェス・パセチニクスが、ペイントでもらったボールを入れ込んで、95-87となって、ポートランドタイムアウト

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双方2点ずつ加えた後、残り8分を切ったところで、今度はリラードがレイアップを沈めて99-89に。ウィザーズは1本フリースローを加えるが、さらにリラードはドライブからのフックショットで101-90と突き放したところで、ワシントンがタイムアウトを取る。タイムアウト後、ウィザーズはパス回しを続ける中で、やはり好調のジョーダン・マクレーがまたまた3ポイントを決めて、101-93に。すると、ブレイザーズは次のプレイで、CJマッカラムの外したシュートをカーメロ・アンソニーがプットバックダンクで押し込んで、103-93に。すると、ウィザーズはもうこの人しかいない。ジョーダン・マクレーがまたも3ポイントを押し込んで103-96の7点差に。

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ここで頼りになるのはやはりエースのリラード。相手ディフェンスを引き付けた上でのフェイドアウェイを決めて、105-96に。さらにその後のプレイでは待ちかねたようにディープスリーを決めて、108-96と突き放す。ウィザーズは決め手を欠き、双方フリースローでの得点を追加する中で110-97となり、残り4分半を切ったところで、リラードはダブルチームでマークされる中、コーナーにいたカーメロ・アンソニーにパスを渡し、キャッチ&シュートで放った3ポイントはリングに当たり、うまいこと上にはねた後でゴールに吸い込まれた。これで113-97と再び16点差のゲームになった。

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またもゲームは膠着状態となり、ウィザーズはタイムアウトを取って出直すも、点が入らない。ビッグマンのイアン・マヒンミはフリースローをもらうも、2本とも外してしまう。残り3分を切ったところでは、リラードにフリースローを与えてしまい、115-97とさらに離されてしまう格好に。トロイ・ブラウンJr.がレイアップを沈めるが、もう焼け石に水の115-99。さらに、またリラードにフリースローを与えてしまい、117-99とこの日最大の18点差に。


ウィザーズはついにこの日好調だったマクレーをベンチに下げた。残り2分でイシュ・スミスがフローターを決めるが、もうどう見ても遅い117-101。ホワイトサイドは最後まで好調で、ジャンプショットを2本とフリースロー1本を決めた。ウィザーズは、アイザック・ボンガのリバウンドのプットバックショットだけ。最終スコアは122-103で試合終了。ポートランドは連敗脱出したが、ワシントンの未来は暗い。ここで同じチームの試合を、まだ数ゲーム見るのかと思うと、憂鬱になってきた。しかし、ウィザーズはここから奇跡というべきゲームを戦っていくことになるとは、この時は思いもしなかった。

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スコアは、ブレイザーズが、デイミアン・リラードが35得点、CJマッカラムが24点、6アシスト。ハッサン・ホワイトサイドが、23点、21リバウンド、5ブロック。カーメロ・アンソニーが16点、6リバウンド、2スティール。やはり驚くべきはホワイトサイドであろう。そして、なんとスターター全員が30分以上プレイしていた。

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ウィザーズは、ジョーダン・マクレーが35得点、5リバウンド、4アシスト、3ポイントは9本中7本成功である。ギャリソン・マシューズが18得点(3ポイントが7本中5本成功)。イシュ・スミスが16得点、5アシスト。3人ともスターターでない選手というところがおもしろい。スターターで特筆すべきは、トロイ・ブラウンJr.が10点、7リバウンド、ジョナサン・ウィリアムズが8得点、8リバウンドくらいか。まさにチーム再編成の途上。誰が活躍するかもわからない状況である。しかし、NBAでプレイするくらいの選手は、ちょっとのきっかけがあれば大躍進することが可能なくらいの実力は持っているんだということを再認識させてくれた。

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チームで比較すると、ポートランドフィールドゴール成功率が51.1%とかなり高い(ワシントンは42.1%)。だが3ポイントは、25本中6本、24%しか決められていない。リラードとCJに得意の3ポイントを決めさせなかったのはよかったが、普通にフィールドゴールを入れられてしまったら、意味がない。一方、ウィザーズもマクレーとマシューズは3ポイントを決めていたが、チーム全体の成功率は33.3%で、他の選手が外しすぎていた。リバウンドは、ポートランドが30本(うちオフェンスリバウンド11本)、ワシントンは27本(うちオフェンスリバウンド14本)と、ワシントンが意外にもリバウンドが取れていたかのような数字だが、ホワイトサイドがコートにいる時といない時の数字がまるで違う。怪我人がいなければと違うかもしれないいうのはあるが、そこがどうしようもないのであれば、やはり勝星は増えていかないだろう。

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キャピタル・ワン・アリーナのショップは、八村が試合に出なくなって、グッズの入荷を減らしているのか、売り切れのものまで出ていた。いくつかあるものは買ったが、このまま在庫補充がないとなると日本人ファンとしては悲しいところだ。ウィザーズはこのまま明日も、デンバー・ナゲッツを迎えての連戦である。できるなら5連敗中のポートランドには勝てるものなら勝っておきたかったところだが、仕方ない。着いた初日に見た試合としては、個人的にはおもしろかったが、それだけに明日からが不安。初日でさすがに眠いので、すぐにホテルに帰って寝ることに。

 

やはり、今まで現地で見た試合は、ハイライト映像と自分の撮った写真とスタッツのデータでしか振り返ることができなかったが、NBA楽天の試合のフル映像でもう一度見返すことができれば、その当時見えなかったものも見えてきて、実におもしろいと感じたのであった。望むべくは、現地で試合を見たすぐ直後に、この作業ができればなと思ったのである。なんとか海外にいる時も、見れるようにできないもんですかね?